アクションRPG『ロストアーク(LOST ARK)』が北米、南米、欧州に向けて、現地時刻2月11日より正式サービスを開始する。また、正式サービス前に先行でプレイできるファウンダーズパックの販売を開始した。
ファウンダーズパックには、現地時刻2月11日の正式サービスより3日間早い、8日からロストアークを先行プレイできる権限が含まれている。Invenによると、2月7日の事前ダウンロード開始時に、ファウンダーズパックの中で最も高いプラチナは、ダイイングライト2を抑え、Steamの売上トップ1位を記録したとのこと。2月8日現在は、ロストアークのファウンダーズパックのゴールド/ブロンズ/シルバーが売上トップ3、4、5位を記録している。

これまでも欧州市場におけるMMORPGの関心は高く、特に「FF14」「黒い砂漠」「エルダー・スクロールズ・オンライン」などは常時、Steamの売上上位を維持している。
ただ、売上上位に名を連ねる大半のゲームは、サービス開始から月日が経ち、新作MMORPGへの関心が高まるものだ。1月26日に発売された「モータルオンライン2」は開発会社の予想を上回る数のユーザーが殺到し、一部地域のサーバーでは待機時間が24時間を超えたり、サーバーロールバックに踏み切る過程で過疎化が進行したりと苦境に立たされている。
今回の欧州版ロストアークはAmazon Gamesが運営を務めている。昨年9月29日に正式サービスを開始したMMORPG「New World」は同時接続者数90万人を超えるほどの大盛況となった。こうした経験からゲームの基盤となるサーバー問題が発生することは考えにくい。New Worldに加え、ロストアークがAmazon Gamesを支える大きな柱となるのか、今後の動向に注目だ。
欧州版ロストアークが現地時刻2月11日より正式サービス開始。
先行プレイ特典が付属するファンダーズパックがSteamの売上1位を記録。