Sonyは2月2日、今年度の「PlayStation 5」の販売台数が前回予想より減少する見込みであることを発表した。部品不足を理由に数百万台単位で見通しを下方修正した。
Sonyはこれまで、2022年3月までにPS5を1480万台以上販売すると見込んでおり、発売2年目にしてPS4の販売台数を上回る数字を挙げていた。しかし、現在はその水準に達する見込みはなく、年間1150万台の販売を見込んでいる。
Sonyの十時裕樹CFOは第3四半期の決算説明会で「部品、特に半導体の供給に制限があることと、グローバル流通サプライチェーンの混乱に伴う納期の増加により、PS5ハードウェアの販売台数の見通しを1150万台に修正しました」と述べている。また、「そうした問題があっても、今後も高い売上目標を維持することは会社にとって良いことだと考えている」と付け加えた。
今期は予想を下回る数字となったが、それでもPS5は大きな成功を収めており、Sonyの報告によると、PS5は2021年12月3日までに1730万台を販売している。