Amazon Gamesが提供する欧米版『ロストアーク(LOST ARK)』は、11日の正式オープンに先立ち、8日からロストアークを先行プレイできる特典が付属しているファウンダーズパック購入者を対象にした事前プレイが開始された。
日本時間9日2時に事前プレイが開始されたロストアークは、最大532,476人のプレイヤーが参加した。これは同日の最高記録である「Counter-Strike: Global Offensive」、「Dota 2」に次ぐ3位の記録だ。ロストアークの利用者数がピークに達した午前4時頃にはDota 2を超える結果となった。記録的なのはプレイヤー数だけではない。サーバーオープンとともにロストアークのTwitch視聴者数は120万人を突破し、最大127万人を記録した。

一方、事前プレイのサーバーオープンとともにダウンロード量が急増し、Steamダウンロードがスムーズに進まない事象が発生した。 平均最大10Tbps水準だった帯域幅の使用量は、ロストアーク事前ダウンロードが開始した8日には30Tbpsまで上がり、ロストアークの事前プレイが開始した9日には45.6Tbpsまで上がった。これは、Amazon Gamesが提供するMMORPG「New World」の発売日に記録された24.1Tbpsの2倍近い数値である。

今回開始されたのは事前プレイであって、ファウンダーズパックを購入したプレイヤーしか参加できない。現地時刻11日からは正式サービスが開始し、無料でロストアークを楽しむことができる。さらにプレイヤーが増えることは明白で、同社が提供する「New World」の同時接続者数90万人の記録を超えることができるのか、欧米のMMORPGの関心の高さには脱帽だ。