リネージュのすべてを集大成した最後の作品「リネージュW」

NCSOFTは8月19日、新作モバイルMMORPG「リネージュW」のティザーサイトを通して、グローバルオンラインショーケースを開催し、これまで覆い隠されていたゲームの詳細情報を公開した。

リネージュWは、PC MMORPGリネージュの正当性を継承し、「ワールドワイド」をコンセプトに、グローバルユーザー向けに開発された新作である。イベントに参加したNCSOFTのテクジン・キムCCOは「すべてのリリージュシリーズの最終章を飾る、最後のリネージュとなるだろう」と野心を表明した。

NCSOFTは7月11日、リネージュWのティザーサイトを開設し、グローバルリリースに向けた本格的な活動を開始した。ユーザーは、歴書をコンセプトに制作されたティザーサイトでリネージュWの5つの主要コンセプトである「永遠」「血の誓い」「想像が実現に」「新たな戦場「名誉と犠牲」に関連するグラフィック演出やイラストを確認することができる。

リネージュシリーズの最終章を飾る新作「リネージュW」は、2021年内グローバルワンビルドとして全世界同時リリースされる予定であり、8月19日より事前登録が開始された。

本記事は、リネージュWのグローバルオンラインショーケースの内容をまとめたものとなる。

リネージュCOO「リネージュのすべてを集大成した最後の作品」

本格的な発表に先立ち、NCSOFTのキム・テクジンCCOが舞台に上がって挨拶を行った。以下はキム・テクジンCCOの挨拶全文を引用したものである。


「リネージュが1998年に初めて世界に披露されてから約24年という月日が流れた。続編のリネージュ2はフル3D RPGで技術的な飛躍を遂げ、リネージュMはモバイルプラットフォームに変革を与え、リネージュ2Mはリネージュの大衆化を導いただけでなく、韓国MMORPGの歴史を象徴する代名詞となった。これまでに多くの作品があったが、1つだけは変わらない。戦闘、血盟、犠牲、名誉という価値がある。これがリネージュの本質である。

しかし、ゲームがリリースされるたびに、物足りなさが残った。ゲーム性の物足りなさだけでなく、リネージュに対する完成度に物足りなさを感じていた。これに終止符を打ちたかった。最後のリネージュを開発するという心情で、今回のプロジェクトを準備した。リネージュWは"最後の"という悲壮な覚悟が込められた作品である。

リネージュのすべてを集大成した最後の作品で、タイトルのWはワールド、まさにリネージュWの舞台を意味する。既存のリネージュとは異なり、ゲーム内で各国のユーザーたちと出会い、勢力を強くしていくことができる。バトルコミュニティを世界に展開して、真のリネージュの戦闘感性を大きくしていく。

社会の縮図とよく言われるが、リネージュWは「世界社会の縮図」となるだろう。リネージュWのグローバルサービスは、単にサービスする地域や国の拡張を意味するのではなく、世界中の文化が一緒に呼吸することができる遊び場を作ることがビジョンである。これは、リネージュを完成させるための新たな挑戦であり、従来のリネージュの価値観や哲学を完全に継承する計画だ。

最後の集大成という気持ちで、これまでのすべてのものを入れた。今よりもはるかに広い戦場であなたを迎えたい。たくさんの期待と愛をお願いします。」

総開発期間4年、シリーズを集大成した「リネージュW」の内容とは

キム・テクジンCCOの挨拶の後、リネージュWの詳細な紹介がされた。詳細はリネージュWのグループリーダーのイ・ソング氏と開発総括のチェ・ホンヨン氏が質疑応答形式で進行した。

イ・ソング氏は、リネージュWはまだ始まったばかりの新しいプロジェクトではなく、4年の開発の末に作られた作品だと語り、今回のイベントを通じて、プロジェクトを公開するレベルではなく、細部のコンテンツとサービス計画をすべて一緒に紹介すると述べた。

1.3Dに変化したグラフィック

リネージュWの最初の特徴は、Unreal Engineを活用したフル3Dグラフィックである。視点は、原作リネージュと同様にクォータービューで行われる。

リネージュWに3Dグラフィックを採用した理由として「2Dでは表現するのが難しいものを見せるため」だと述べた。設定上、巨大なサイズのドラゴンであるアンタラスを2Dで表現することは限界があり、リネージュのスケールとレイドボスの威容をさらに高めるために3Dを選択した。

リネージュWの戦闘は、ただボスを倒すだけでなく、ボスをメインとした流動的な戦いになる。アンタラスの体の一部がマップになったり、モンスターの攻撃による戦場の変化など、様々なギミックが登場するので、単純な駆け引きだけではない戦略要素が追加された。

また、これまで想像に過ぎなかったゲーム内アクティビティを目で見て耳で聞くことができるようにすることで「想像の実現」を成すことがリネージュWの目標の一つである。

この日の発表では、「武器にエンチャントスクロールを貼る」というゲーム内の表現が実際どのように行われているのか、3Dで実装された武器強化時の演出が公開された。リネージュをプレイする際に、その世界ん緩やストーリーに興味を持ったユーザーならポーションやゲーム内通貨である「アデナ」がどのように作られるのか、漠然とした様々な設定を直接目で見て体験しながら楽しむことができるだろう。

2.リネージュ特有の手触りと打撃感を継承

全体的なグラフィックは3Dに変化したが、リネージュ原作の手触りと打撃感と維持するための変更も加えられた。開発総括は、何よりも重要なのが「独特の感性」をそのまま維持しながら、ゲーム性を加えることが最も重要だと述べた。

リネージュ原作特有の戦闘を3Dグラフィックの中に実装するとともに、3Dの世界で衝突処理技術を適用して、独自の位置の値を持つキャラクターがお互いにぶつかるように設計された。衝突処理は、グローバルユーザーが集まる大規模な戦場での戦略的な配置と編成の重要性を強調して、現実的な戦争を生み出すリネージュの戦闘の主な特徴の一つである。

原作ファンにとって重要なリネージュ独特の打撃感を再現し、リネージュWでしか味わえないユニークな打撃感を新たに加えて、さらに進歩した戦闘を提供する。既存のリネージュファンを絶対に失望させない打撃感を実装したと自信を持って語った。

実際にイベント中に公開されたインゲーム映像を見ると、手振れ、ラグドール、残像など様々な効果が反映されて3Dグラフィックでありながら原作リネージュ特有の感性が感じられるユニークな戦闘が実装されたことが確認できた。

3.ダークファンタジーでさらに深遠となるアデンワールド

リネージュWはリネージュ原作から130年後の世界を舞台としている。前作の明るいファンタジーの世界とは対照的な暗くて魅力的な「ダークファンタジー」としてストーリーと世界観を再解釈した。

ダークファンタジーの雰囲気の中で「名誉と犠牲、血の誓い」などリネージュのテーマをより重く、より深刻になっている。プレイヤーはキャラクター作成の段階から自分のクラスが世界に挑戦し、克服する姿を想像することができ、各クラスごとに用意された、ユニークなストーリーと世界観が、ユーザーの自然な没入へ誘う。

この日の発表では、リネージュの主要クラスである「君主」「騎士」「魔術師」「エルフ」のクラスストーリー映像が公開された。4つのクラスのすべてダークファンタジーの雰囲気に染まり、残忍な演出が際立っている。さらに映像内の会話が韓国語、英語、日本語、中国語の吹き替えがなされており、多言語音声にサポートしていることも注目すべきポイントだ。

4.世界中のユーザーと一緒に「グローバルバトルコミュニティ」を築く

https://www.youtube.com/watch?v=YIcqORXf18g

NCSOFT は、リネージュの「ワールドワイド」バージョンを開発し、グローバルユーザー全員が楽しむことができる「グローバルバトルコミュニティ」を実装することを目的に「リネージュW」を制作した。リネージュWというタイトルのWは「World」を意味するように、グローバルバトルコミュニティはリネージュWの中核となる要素だ。

リネージュWは、世界中の人々が1つのゲームでコミュニケーションできるようにするグローバルワンビルドでサービスされる予定である。地域の区別や制限なしに1つのサーバーで会って対話することができることを意味する。これにより、リネージュWは想像の域を超えた国単位のグローバル戦闘が実現し、国を超えたグローバルバトルコミュニティが形成される。

現時点での最大の障害は「言語の壁」である。NCSOFTはこの問題を解決するために会社の様々な開発力を集中し、異なる言語を使用するプレイヤーが一緒に疎通して、MMOの体験ができるようにAI翻訳技術をゲーム内に導入した。

グローバルバトルトレーラーでも確認できるように、プレイヤーはゲームチャットウィンドウを介して様々な国の言語をリアルタイムで自国語で確認することができる。もちろん、本人が書いたチャットもすぐに翻訳されて、他のユーザーに公開されるので、不便を感じることなくリアルタイムのコミュニケーションがいつでも可能となる。リネージュ内の口語やインターネット用語でも、AI翻訳システムを介して、その意味がわかるように翻訳されると紹介した。

このシステムは20年以上リネージュシリーズを楽しんできたユーザーとリネージュWからリネージュを触る新規ユーザーとの差異を減らすことに大きく貢献するものと期待できる。他にも、ゲーム内には、音声認識チャットシステムが適用され、様々な国の血盟員たちと一緒に緊迫した戦闘時でも迅速なコミュニケーションを支援する予定だ。

5.より緊密に結束する血の誓い、血盟

リネージュのでは「血盟」と呼ばれる血の誓約で結ばれた緊密性の高いシステムが存在する。リネージュWは血盟という概念の漠然とした感性をさらに具現化し、プレイヤーが直接体感できるように様々な形態の物語を通して、解放していく予定だ。

「血盟」は、単なる概念にとどまらないように、システム的な設計にも力を注いだ。血盟の方向性を血盟員たちが一緒に決め、自分たちの血盟を一緒に育成していく体験を「血の誓約」と名付け、展開していく。グローバル規模の戦闘を支援する「同盟システム」もユーザーが視覚的に確認できるように実装している。

6.情報の共有、初心者でも簡単に遊べる「フレンドリーリネージュ」

原作のリネージュは特定の攻略法が存在しないゲームだった。一部のグループがゲームの主要な情報を独占するという問題が頻繁に発生していた。リネージュを長い時間プレイしてきたユーザーは、これがゲームの特徴であり、リネージュの色だということもあるが、これは新規ユーザーの参入障壁であることは間違いない。

だからこそリネージュWは「フレンドリーリネージュ」を標榜し、ゲーム内の有用な情報にすべてのユーザーが簡単にアクセスできるようにする計画だ。開発総括は、「個人または集団がサーバーに定着したすべての情報を誰でも簡単かつ平等に入手できるように「情報のファーミング」の概念が導入した」と説明した。

リネージュWでは、モンスターや狩り場の上方、ボスの仕様、リアルタイムの戦闘情報など重要な情報がゲームプレイに応じて提供される。対象がボスモンスターの場合、いつどこに出現するかなど情報をリアルタイムに入手できる。

世界中の人々と一緒にプレイする「リネージュW」の事前登録は8月19日から開始

すべての発表を終えた開発総括のチェ・ホンヨン氏は「グローバル市場でサービスするために長い時間準備をし、準備したものを仕上げて良い姿をお見せしたい」抱負を述べた。

グループリーダーのイ・ソング氏は、「先に説明したように「リネージュW」は、これまでのリネージュをサービスを提供している間に蓄積されたノウハウとグローバルサービスのためにコンテンツを集大成したリネージュの決定版である」述べ「すべての世界の人々が一緒に楽しむことができることを目標を達成するために4年間努力した」と語った。

リネージュWはグローバルワンビルドで世界中に同時リリースされる予定である。この日の発表で、正確なリリース日程は公開されなかったが、4年の開発期間を経て、準備を続けているので、2021年内に発売されるのは確実と期待されている。

リネージュWは、モバイルデバイスはもちろん、PCとコンソールでも一緒にプレイすることができる「グローバルクロスプラットフォーム」のゲームになる予定である。PS5とSwitchでプレイできる段階まで、開発が完了した状態であると自信を持って紹介していた。

全リネージュシリーズのラストを飾る最後のリネージュ「リネージュW」の事前登録は本日7月19日からティザーサイトの事前登録ページから行うことができる。

詳しくは「リネージュW」ティザーサイトをご確認ください。