Sensor Towerは2月8日、アジア太平洋地域(APAC)においてダウンロード数や収益に優れたアプリやゲームを選出する「Sonsor Tower APAC Awards」を発表した。韓国市場を対象とした発表では「アラド戦記モバイル」「勝利の女神:NIKKE」「Heroes Tales」「大航海時代 Origin」の4タイトルが選出された。
韓国企業のNexonが開発、運営を手掛ける「アラド戦記モバイル」は「最高の韓国IPゲーム」に選出された。Sensor Towerによると、韓国市場における2022年3月発売以降、約1億3,000万ドル(約170億680万円)以上の売上を記録しているとのこと。
韓国企業のSHIFT UPが開発する「勝利の女神:NIKKE」は「最高のグローバル人気ゲーム」に選出された。Sensor Towerは「過去数年間、韓国で開発されたゲームのうち、グローバル市場で最高の成果を収めたモバイルゲームの1つ」また「発売3ヶ月でグローバル累計2,500万ダウンロードを突破する快挙をなし遂げただけでなく、特に韓国ゲームとして、サブカルチャーゲームの本場である日本でApp StoreとGoogle Playの売上1位という驚くべき成果を収めた」と評価した。
中国企業の37 Gamesが開発する「Heros Tales」は「最高のローカライズゲーム」に選出された。Sonsor Towerによると、韓国市場で約1億5,000万ドル(約196億270万円)の売上を記録しているとのこと。「Heros Tales」の全世界売上の44.1%に該当する。
韓国を拠点とするLINE Gamesが運営する「大航海時代 Origin」は「最高のストーリーテリングゲーム」に選出された。Sonsor Towerは「韓国市場での発売4ヶ月で約900万ドル(約11億7,600万円)以上の売上を記録した」また「発売後、韓国のモバイルシミュレーションゲーム収益成長ランキングでも1位に上がり、大航海時代 Originは韓国市場で最高のストーリーテリングゲームという立場を固めている」と説明した。
「大航海時代 Origin」はグローバル正式サービスを控えており、2月20日まで事前登録を受け付けている。

また、日本を対象とした『Sensor Tower APAC Awards 2022』では「プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク」「モンスターストライク」「ヘブンバーンズレッド」「メメントモリ」の4タイトルが選出された。